インジェクション成形(射出成形)
PFAによる量産性の高いインジェクション成形
PFAは、耐熱性・耐薬品性・クリーン性に優れたメルトタイプのフッ素樹脂です。
陽和では、このPFAを用いてインジェクション成形を行い、高精度かつ量産性のある製品づくりを実現します。
PFAインジェクション成形とは
PFA(四ふっ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂)のペレット原料を加熱・溶融し、金型に高圧で射出・冷却することで、複雑な形状の部品を連続的に成形する技術です。

PFAインジェクション成形の課題・難しさ
収縮率の大きさ
熱による収縮率が大きいため、特に高精度が求められる製品において、寸法安定性を確保することが難しい加工となります。
腐食性ガスの発生
成形時に腐食性のガスを排出するため、成形機や金型には特殊な耐食処理や環境配慮が必要です。
ここがノウハウ!
陽和は、フッ素樹脂加工の専門メーカーとしてのノウハウを活かし、安定した環境下で高精度なPFAインジェクション成形を実現します。
陽和のPFAインジェクション成形の特徴
- クリーンかつ恒温環境での成形作業
当社の成形作業は全てクリーンルーム、25±2℃の安定した環境下で行なわれています。 - 成形機、金型等の成形設備はPFAインジェクション仕様
耐食仕様のメッキ処理などにより、PFA成形時に発生する腐食性ガスにも耐えうる製造設備・金型を整えています。 - 成形作業のオートメーション化にも対応
成形機からの取り出し、ランナーカットおよび搬送をロボットによりオートメーション化。
手作業によるイレギュラーを最小限に抑えた成形作業を行なっています。
お客様のメリット
メリット1
インジェクション成形品の安定した品質をお約束
PFA専用のクリーン環境下で成形作業を行うことで、他の樹脂や異物の混入を防ぎ、常に安定した品質の成形品を提供します。
PFA専用のクリーン環境下で成形作業を行うことで、他の樹脂や異物の混入を防ぎ、常に安定した品質の成形品を提供します。
メリット2
試作から量産までトータルサポート
切削加工も当社の得意技術です。試作モデルの製作から量産開始まで当社のみで承ります。
切削加工も当社の得意技術です。試作モデルの製作から量産開始まで当社のみで承ります。
PFAインジェクション成形を活用した製品事例
水位検知用電極保持器
インジェクション成形時に金属のインサート・アウトサートを同時に実現した当社のロングセラー製品です。
フッ素樹脂マイクロチューブ
オールフッ素のマイクロチューブは耐熱・耐薬品・純粋性に優れ、その他のプラスチック製マイクロチューブでは難しい、高温環境下での使用、繰り返し使用を実現します。
半導体向け製品
半導体製造装置に使用される製品には、薬品使用による微小クラックの発生防止や金属イオン溶出の抑制等、過酷な使用状況でも安定した物性を保つことが求められます。当社ではそれらに適応したPFAを使用し、溶着技術を組合せ、多くの配管部品や流量計部品をご提供しています。