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PTFE溶着

異材質の埋設や中空構造を実現する、クリーンな接合技術

PTFE溶着は、フッ素樹脂の優れた特性を保ったまま、部品同士を完全に一体化させる技術です。
溶接棒や接着剤を一切使わず、熱と圧力のみで結合させるため、不純物の溶出ゼロを実現します。
この技術を切削加工と組み合わせることで、金属の埋設や複雑な流路を持つ中空構造など、単体では実現不可能な高機能な製品を製作します。

PTFE溶着とは

熱と圧力を用いてPTFE(四フッ化エチレン樹脂)同士を直接接合させ、接合部分が母材と同等の強度を持つ一体構造を形成する工法です。
接着剤や溶接棒といった異物を一切使用しないため、接合部に由来する不純物溶出の心配がありません。
PTFE溶着とは

PTFE溶着の課題・難しさ

PTFEは極めて高い非粘着性を持つため、一般的な接着剤での接合が困難です。

溶融しない特性

PTFEは溶融しても粘度が高く流れにくいため、一般的な熱融着や接合ができません。

非粘着性

表面エネルギーが極めて低く、接着剤が付着しません。そのため、接合自体に特殊なノウハウが要求されます。

異材質との組み合わせ

強度を持つ金属や、機能を持つ磁石などの異材質をPTFE内部に完全に埋設し、かつ強固に一体化させることは、高度な技術が必要です。

ここがノウハウ!

陽和のPTFE溶着は、フッ素樹脂加工の専門家として長年培ってきた技術により、PTFEの課題を克服し、高機能な一体構造を実現します。

  • 熱と圧力による完全な一体化
    溶接や接着とは異なり、熱と圧力の条件を厳密に制御することで、PTFE同士の分子レベルでの結合を促します。これにより、接合部分は母材と同等の強度を持ち、不純物溶出がゼロの接合を実現します。
  • 切削加工との組み合わせによる精度保証
    溶着加工の後工程として、得意とする精密切削加工を行うことが可能です。これにより、溶着によって複雑な構造を実現した上で、1/100台の寸法精度が要求される部品にも対応します。

PTFE溶着の特徴

異材質の埋設が可能

金属やセラミック、磁石といった異材質をPTFEの内部に埋設することが可能です。
異材質の埋設が可能

中空構造の形成が可能

PTFE溶着内部には中空構造を形成することが可能です。水に浮く中空ボールや埋設流路構造にも対応いたします。
中空構造の形成が可能

お客様のメリット

メリット1

不純物溶出は0(ゼロ)!
PTFE溶着は接着構造で懸念される不純物溶出といった心配がありません。
クリーン性が求められる環境にも安心してご使用いただけます。

メリット2

異材質との組合せによる製品の機能性向上
金属の埋設により製品の強度UP、金属部品へ耐薬品性や滑り性を付加させることが可能です。
個別の材質では難しかった用途への応用が可能となり、製品の価値を高めます。

PTFE溶着を活用した製品事例

金属内包PTFE溶着部品

金属部品をPTFEで被覆した羽根状部品です。フッ素樹脂の特徴である『耐薬品性』『非粘着性』『クリーン性』を有し、金属の『強度』を併せもちます。金属部品の腐食、着香、クリーン性、シール性の課題解決にはPTFE溶着品をご提案しています。被覆の厚みは1.5~5mmと自在です。
金属内包PTFE溶着部品

マグネット内包PTFE溶着部品

PTFEの内部にマグネットを埋設し、磁力で回転させることが可能なリング状の部品です。マグネットは位置精度良く埋設され、完全にPTFEで被覆されていますので、直接流体に触れる心配がなく、薬液を使用する環境においても使用できます。センサー部品や攪拌部品等、PTFEの特性を活かし、磁力を用いた製品を製作することが可能です。
マグネット内包PTFE溶着部品

中空構造PTFE溶着部品

PTFEブロック(10t×40w×70L)の内部にΦ2の立体的な流路を形成した配管部品です。内部に切削加工で流路を作成した部品を組合せ溶着することによリ、微細で複雑な流路を形成する部品を製作することが可能です。
省スペースな集合配管部品や反応器の製作工法としてご提案します。
中空構造PTFE溶着部品

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