フッ素樹脂とは

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「フッ素樹脂」ってなに?

  • フッ素樹脂とは、フッ素原子を含むプラスチックの総称で、耐熱性・耐薬品性・低摩擦性・非粘着性・絶縁性などの優れた性質を同時に兼ね備えるプラスチックです。
    化学薬品に対する耐久力や電気絶縁性が高く、表面の摩擦係数は既知物質では最も低く高温にも安定で不燃性の為、多様な薬品を利用する半導体・液晶製造装置や化学プラント・理化学機器などの流体輸送に利用されています。
  • フッ素樹脂の物性表に
フッ素樹脂、PTFE、テフロン 原料画像

フッ素樹脂の種類とは

フッ素樹脂にはさまざまな種類があり、その特性によって用途や活用される業界が分かれています。

陽和は、下記のフッ素樹脂の種類中でも、PTFEとPFAについて、社内で成形から行っています。また、その他のフッ素樹脂に関して、購入素材にて切削加工での対応をいたします。

  • ポリテトラフルオロエチレン ( PTFE )
    フッ素樹脂の中で代表的な樹脂で最も多く使用されています。
    耐熱性、耐薬品性、電気特性(高周波特性)、非粘着性、自己潤滑性などに優れています。
    製造プロセスによっていろいろな形態の樹脂が出来ます。

  • パーフルオロアルコキシアルカン ( PFA )
    PTFEに匹敵する特性を持っています。
    溶融成形が可能で、半導体分野での使用が多く、分子量の違いにより銘柄がわかれています。

  • パーフルオロエチレンプロペンコポリマー ( FEP )
    PTFEに比べ若干耐熱性は劣るが、他の特性はPTFEとほぼ同じです。
    溶融成形が可能で、電線被覆材の用途が多く、分子量の違いにより銘柄がわかれています。

  • ポリフッ化ビニリデン(PVDF)
    PTFEに比べ耐熱性、耐薬品性は劣るが、機械的強度に優れ、溶融成型が可能です。
    紫外線やガンマ放射線に対する耐性に優れています。
    プラント配管部品等比較的大型の製品に使用されています。

  • エチレン・テトラフルオロエチレンコポリマー ( ETFE )
    四ふっ化エチレン-エチレン共重合樹脂
    溶融成形のできる熱可塑性樹脂です。
    ガラス短繊維で強化できる初めてのフッ素樹脂です。

  • ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)
    ガスバリア性に優れたフッ素樹脂で、特に水蒸気透過性はプラスチックの中で最も低いといわれております。
    PFA、FEPより耐熱性、耐薬品性は若干、劣りますが、機械的特性(特に硬度)は優れています。
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