PFA ビードレス®溶着

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溶着内面を平滑にし、コンタミ残留を抑制 陽和独自のPFAビードレス®溶着

PFA溶着は、溶接工法とは異なり、対象物同士の接合面を加熱溶融し、加圧することによって一体化させる接合方法です。接合部分は、母材と同等の強度が得られます。

PFA溶着工法.jpg

 

  • 溶着可能なサイズ(Φ4~Φ40)
  • 溶着部の最適肉厚(最適:1mm~3mm)
  • 半導体製造装置に使用される部品には、低イオン溶出グレードとして、三井デュポンフロロケミカル㈱社製のテフロン® PFA 440HP-J、ダイキン工業㈱社製PFA AP-211SH等をお勧めします。

PFA溶着の特徴

独自のビードレス®溶着

溶着部の内側にできるビード(接合部の盛り上がり)を最小限に抑制する当社独自の溶着技術です。ビードレス®溶着により

管内溶着部はコンタミのパージ性が改善され、液体の置換性が向上し、高いクリーン性を実現します!

"ビードレス®" は、株式会社陽和の登録商標です。

高い信頼性!きれいな仕上がり
NC制御の自動溶着機を使用する為、溶着処理の再現性が高く、量産製品に適しています。また、溶接と比較するとバラツキが少なく、強度、リーク面に高い信頼性をもった接合が可能です。
省スペース・コンパクト化
規格品の継手や切削加工部品、チューブとの組み合わせ溶着により自由度の高い設計が可能となリ、配管部品のコンパクト化・省スペースが可能となります。
従来溶着(断面写真)
 
"ビードレス®" 溶着品(断面写真)
PFA溶着におけるお客様のメリット
  • 接着剤や溶剤を使用せず、熱と圧力により、接合する為、溶着部からの不純物溶出の心配がありません。

  • 配管部品のコンパクト化がはかれます。
  • 部品点数の削減、配管施工の手間が大幅に削減でき、コストダウンが可能となります。
  • 当社独自のビードレス®溶着工法は、コンタミの残留を低減し、パージ特性に優れている為、洗浄性を改善いたします。

PFA溶着技術を使った製品例

PFAチューブ分岐及びマニホールド配管部品
PFAチューブ分岐配管部品
Φ4×Φ2のPFAチューブと切削加工による分岐部品をビードレス®溶着加工した4連マニホールドとY字分岐配管です。ビードレス®溶着により、接続部品を削減し、コンパクトな配管部品を製作することが可能となります。
チューブ同士の接続だけでなく切削加工部品との組み合わせによって、小ロットから自由度の高い製品設計が可能です。
PFAサニタリーフランジ+PFAチューブ溶着配管部品
PFAフランジ+チューブ溶着品
Φ4×Φ2のチューブと切削加工で製作したフランジ部品を溶着した配管部品です。チューブに直接熱処理を施し、フランジを形成するフレア加工では、寸法安定性にかけますが、切削加工で製作したフランジと組み合わせることにより、シール性が高く、クリーンなチューブフランジを製作することが可能です。
ダイレクトに溶着することにより、部品点数を減らし、サニタリークランプに使用することが可能です。
PFA細管Φ3×Φ2チューブの溶着配管部品
PFA細管チューブの溶着
肉厚が薄い細径チューブの内径寸法を確保し、かつビードレス®を実現した配管部品です。Φ3×Φ2のPFAチューブまでビードレス®溶着で対応が可能です。
フロウエル60シリーズPFA溶着配管マニホールド
PFA溶着配管部品
継手同士を溶着した配管部品です。規格品の継手を使用し、自由度の高い設計に対応し、従来の継手とチューブの接続に比べ、コンパクトになり、装置のダウンサイズが可能となります。
また、ビードレス®溶着工法により、コンタミの残留を低減し、パージ特性に優れている為、洗浄時間を短縮できます。
※(株)フロウエル様 60シリーズ製品を使用

 

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