加工技術/フッ素樹脂(PTFE、PFA)の成形・切削・溶着技術
当社では『成形』・『切削』・『溶着』・『アニール』といった製品の仕上がりに直接作用する各々のコア技術と、これらの一貫した製造フローにより、お客様の製品作りに際し、技術提案と製造の両面をサポートするワンストップソリューションをご提供いたします。さらに万全の検査体制や製造履歴の管理によりお客様の信頼にお応えいたします。
新たな製品や部品立ち上げのご検討をされているお客様は是非当社へお任せください!
製造プロセスと各技術内容のご紹介

- モールド成形

粉体原料であるPTFEをスリーブやロッド形状の素材へ成形するための技術です。予備成形の後、焼成工程を経て、切削加工用の素材となります。

- インジェクション成型

PFAと呼ばれる溶融グレードのフッ素樹脂を様々な形状に成型する技術です。切削加工に比べ量産性が高く、溶着技術との組み合わせにより単独技術では不可能な形状を実現します。

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- 切削加工

寸法精度の出にくいプラスチックを高精度で加工いたします。金型不要で1個から製作を承ります。
フッ素樹脂はもちろんPEEK、ポリイミド、PBIなどのスーパーエンプラの加工を得意としています。

- アニール処理

樹脂内部の歪みを取り除く熱処理技術で加工品の高精度実現に不可欠な工程です。
当社では様々なプラスチックをそれぞれの特性に応じた温度でアニール処理を実施しています。

- PTFE溶着

PTFE同士を熱エネルギーにより結合させる当社独自の加工技術です。金属やセラミックといった異材質を被覆したり、中空構造を作り出すことが可能です。

- PFA溶着

PFA同士を熱エネルギーにより結合させる加工技術です。当社では独自のビードレス®溶着により内面に発生するビード(突起)を抑制します。

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- 検査・出荷

寸法検査だけでなく様々な測定機器を用いて形状の測定や表面の仕上がり等の確認も行なっています。豊富な測定機器のラインナップに加え、それらを駆使し小さな異常も発見する「目」も当社強みの一つです。

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