モールド成形

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ワンストップソリューションを支えるモールド成形技術

フッ素樹脂原料(PTFEモールディングパウダー)は、モールド成形により、スリーブ状や板状の加工素材となります。当社では、クリーン環境の下、フッ素樹脂の持つ優れた物性を100%引き出す成形ノウハウにより、最終製品の機能や精度の向上を実現します。   陽和が最も得意とする工程です
モールド成形の工法
工法
①粉末充填
②圧縮成形(両押し)
③焼成
④成形品
原料パウダーを金型に
充填
PTFE 15~40MPa
充填剤入り 40~100MPa
360~380℃

冷却して素材の完成

要求機能に応じた原料の選定が可能です(例:耐屈曲疲労性→変成PTFE、機械的強度増→ガラスフィラー入等)

モールド成形の特徴

  • 成形作業はクリーンルームおよびそれに準じた環境下で実施されています。

  • 約1200種類の成形用金型を保有しており、ロスが少なく製品に最適な素材を成形します。
  • コンパウンドをはじめ変性PTFEなどの特殊グレードにも対応しています。
モールド成形におけるお客様メリット
  • 製品機能に応じた原料グレードのご提案を致します。
  • 自社で成形~加工まで実施する為、短納期対応が可能です。
  • 自社で成形するため購入素材に比べ、コストメリットがあります。
  • 万が一の不具合発生時は代替品製作、不具合の原因究明~再発防止まで迅速な対応が可能となります。
取扱い原料
ダイキン工業(株)ポリフロン® PTFE
三井・ケマーズフロロプロダクツ(株) テフロン® PTFE
AGC(株) フルオン® PTFE
スリーエムジャパン(株) ダイニオン® PTFE

モールド成形素材の紹介

モールド成形技術を使った製品例
変性PTFE成形素材

従来のPTFEの約7倍の屈曲寿命を実現し、耐久性を飛躍的に向上した原料です。焼成条件により結晶化度を高め、薬液透過性を抑えることで、流体制御部品の材料として幅広く採用されています。

変性PTFE 課題解決事例
モールド成形技術を使った製品例
フィラー入り成形素材

機械的強度や、耐磨耗特性を向上させるために、ガラスやカーボンフィラー入りの原料も成形いたします。

用途により純粋なPTFEとフィラー入りの2層構造の素材成形にも対応可能です。

PTFEの種類
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