5S活動の取り組み

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5S活動の取り組み

『整理・整頓・清掃・清潔・躾』の頭文字をとった5S活動。この5つの「S」を徹底することで、仕事の無駄を無くし、生産性を向上させるために、5S活動に取り組む企業は多くあります。


当社では、2007年に工場を新築移転したことを契機に、この5S活動を開始しました。しかし、実際に取り組もうと意気込んだとき、「どこから手をつければよいのか」さえ分からず、中小企業合同の5S研究会へ参加し、徐々に着手してきました。対象エリアも着々と広がり、現在は全社全エリアが対象となり、全員参加型の活動として、定着いたしました。

 

当社の5S活動は、業務改善、生産性や品質の向上、コストダウンへの貢献だけではなく、
「みんなで作ろう、快適職場と明るい風土」
というスローガンのもとで、従業員満足の向上、いきいきとした人の和の実現などを担う活動のひとつとして、重要な役割を果たすようになりました。
これからも、5S活動は、ホームランを狙わず、従業員全員で地道に1歩1歩、着実に進めていき、その活動を通じ、強い企業体質作りと従業員満足の向上を目指してまいります。

活動事例紹介

「毎朝10分間 従業員全員での床の雑巾掛け」

「毎朝10分間 従業員全員での床の雑巾掛け」
「毎朝10分間 従業員全員での床の雑巾掛け」

毎朝、始業開始からの10分間、従業員全員で各職場の床をエリア区分し雑巾掛けを行っています。膝をついて低い位置での雑巾掛けすることにより、機械からの油の染み出しなどの異常確認にもなります。この活動のおかげで、ラインテープで通路や置場の表示されたエリア内は、いつもきれいに保たれ、安全で快適な職場を実現しています。


「集中保管棚と収納の見える化」

「集中保管棚と収納の見える化」
「集中保管棚と収納の見える化」

加工エリア内で使用される治工具は、移動式のラックに集中管理されています。そのラック内は、用途や使用製品、客先毎などに分類されて分かりやすく収納され、その収納場所を段取指示書に明示することにより、探す手間を無くし段取時の作業効率アップにも貢献しています。


「表示の徹底ともどる仕組作り」

「表示の徹底ともどる仕組作り」
「表示の徹底ともどる仕組作り」

5S活動を推進する過程で、「表示の徹底と目で見る管理」もテーマアップして取り組んできました。表示を徹底することにより、そのモノが本来ある場所を決め、使用中であることが分かり、使用後にはもとの場所にもどる仕組みを考えました。