【PFA溶着 ソリューション事例】段差や突起がない配管!?クリーンなフッ素樹脂で『平滑』なビードレス🄬配管を実現!
目次
フッ素樹脂配管でこんなお困りごとないですか?
- 配管の接合部の内側に段差ができてしまう
- 段差部分がきれいに洗浄できない
- きれいに洗浄できていない為、不純物が発生してしまう。
これらでお困りの場合、当社の溶着技術で解決できるかもしれません!!
そもそもフッ素樹脂配管はどうやってつなげるの?:PFA溶着とは?
PFA溶着とは、
対象物同士の接合面を加熱溶融し、加圧することによって
PFA同士をつなげる接合方法です。
PFA溶着のメリットは
・接着剤や溶接棒を使用しないため、接合部からの不純物が溶出しません。
・溶着部が完全に一体化しており、液漏れしません。
・・・etc
しかし、フッ素樹脂を溶着した場合、
溶着部の内外周には「ビード」と呼ばれる突起が発生します。
溶着した際の問題点:ビードとは?
ビードとは溶着した際に、配管の溶着部に発生する突起です。
これは溶着の際に溶かしたフッ素樹脂が固まったものです。
ビードの問題点として、配管内部においてコンタミがビード部に滞留し、液だまりができてしまいます。
ビードがあることで不純物の除去が難しくなることがあります。
陽和の溶着ソリューション:ビードレス®溶着による「平滑」化
PFAビードレス®溶着とは当社独自の溶着工法で
フッ素樹脂同士を平滑に接合する方法です。
ビード高さを最大80%抑制します。
ビード抑制効果として異物・汚れが滞留しにくくなり、
配管としてのクリーン性能が向上します。
「平滑」化を活かした製品事例:人工透析配管
人工透析配管は患者の血液を透析機に送り込む重要な役割を果たしています。
人工透析配管では、
フッ素樹脂の特徴である滑り性と、接合部の内面を”平滑”にすることで、
配管内部にバイオフィルムや異物の滞留を抑制します。