【フッ素樹脂のアニール】加工前のひと手間で製品トラブルを解決!
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フッ素樹脂の加工品でこんなお困りごとはありませんか?
・製品が反ったり曲がったりして、設計通りに使えない!
・変形した製品で、組み立てがうまくいかない!
・使う製品に割れ(クラック)が発生して困っている!
これらのお悩みは、「加工前のひと手間」を加えるだけで解消できます。
それが「アニール処理」です!
反りや歪みの原因は?内部応力が生む製品トラブル
フッ素樹脂は非常に優れた特性を持っていますが、
成型後の冷却過程で内部応力が発生することがあります。
この内部応力が、後の加工や使用中に以下のトラブルを引き起こします:
1.加工後の反りや歪み
切削加工後に残留応力が原因で、製品がゆがむことがあります。
2.勘合不良や組み立て不良
部品同士がうまくかみ合わず、組み立てができない…
3.割れ(クラック)の発生
応力が集中した部品に、外力が加わることで、製品が割れてしまうことがあります。
そのままでは製品として使えない!
これらのトラブルを防ぐために、
陽和では「アニール処理」を施し、製品の信頼性を向上させています。
アニール処置とは?知って得する!効果とメリット
アニール処理とは、成型後の冷却過程で発生した内部歪みを取り除くための熱処理技術です。
この処理を施すことで、以下の効果が得られます。
・寸法安定性の向上
内部応力が均一化することで、反りや歪みが減少し、加工精度がアップ
・機械的特性の向上
応力を解放することで、製品の強度や耐久性の向上
・薬液透過の低減
結晶化度を高めることで、薬液の浸透を防止し、製品寿命を延ばします。
多彩な樹脂に対応可能!
陽和では、フッ素樹脂だけではなくPEEKやPIなどの高機能樹脂にも対応し、
それぞれの素材に最適な温度設定でアニール処理を実施しています。
陽和のアニール処理の特徴は?
陽和が提供するアニール処理は、次のような強みがあります。
・高温対応のアニール炉を保有
耐熱温度約300℃の高耐熱の樹脂にも対応可能!
・PFAインジェクション成型品への対応
複雑な形状の製品でも寸法精度を高くします。
・結晶化度の向上で長寿命化を実現
薬液透過の低減と信頼性アップで、製品寿命を延ばします。
陽和のこだわり!温度管理でさらに精度を追求
陽和ではフッ素樹脂や樹脂部品をより高精度に加工を行うために、
工場内の環境を25℃±2℃に徹底管理。
この温度管理により、樹脂の温度変化による影響を最小限に抑え、
安定した寸法精度を実現します。
アニール処理以外の技術も!PTFE溶着でさらなる可能性を提供
陽和では、アニール処理だけではなく、
この熱処理技術のノウハウを使ってPTFE溶着を行っています。
PTFE同士を熱と圧力だけで溶着し、
さまざまなソリューションを提供することが可能です
樹脂加工のトラブル解決は陽和にお任せください!
「加工品が反る」「割れる」「寸法が安定しない」などの
樹脂加工に関するお悩みがありましたら、
ぜひ陽和にご相談ください!
当社のアニール処理を施した製品で
信頼性と品質を高めるお手伝いをいたします。