【フッ素樹脂の柔らかさ】測定誤差を防ぐ!フッ素樹脂の柔らかさの秘密🤔

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【フッ素樹脂の柔らかさ】測定誤差を防ぐ!フッ素樹脂の柔らかさの秘密🤔

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【フッ素樹脂の柔らかさ】測定誤差を防ぐ!フッ素樹脂の柔らかさの秘密🤔

こんなお困りごとないですか?

フッ素樹脂の加工品を測定したとき、こんな経験はありませんか?
・ノギスで測ると人によって寸法が変わる
・寸法上入らないはずのところに、なぜか入ってしまう
・樹脂に簡単にキズや凹みができてしまう

これらはフッ素樹脂の「柔らかさ」が関係しています。
そんな柔らかさの問題について、陽和なら解決できます!💪
 

フッ素樹脂の柔らかさについての原因は?

フッ素樹脂はゴムとプラスチックの中間くらいの硬さを持っています。
そのため、
・測る人の力加減で寸法が変わる
・取り扱いによって形状が変わることがある
・圧力や温度によって寸法が変化することがある

フッ素樹脂は柔らかいだけではなく、温度によっても寸法変化がする為、
正確な寸法測定には、素材の特性を理解することが重要です。
フッ素樹脂の温度変化についてはこちらから
フッ素樹脂の温度変化
 

フッ素樹脂の柔らかさを活かした製品は?

フッ素樹脂の柔軟性を活かした製品には
ダイヤフラムベローズといった
屈曲や伸縮を繰り替えす部品が多く使用されています。
ダイヤフラム

ベローズとは

また、クリープ特性も優れており、
ボールシートガスケットなどのシール部品にも多く使用されています。

用途に応じて、
通常のPTFEの他にも、特性に特化した特殊な変性PTFEなどの原料を
選定することが重要です
PTFEの種類についてはこちらから
PTFEの種類
 

実際にフッ素樹脂の柔らかさを検証🔍

例えば、PTFEの端材を測定すると、以下のような結果が出ます。
・通常の力で測る→61.68mm
・少し力を加える→61.59mm(約0.1mmの差)
たった0.1mmと思うかもしれませんが、
精密部品の世界では、この違いは非常に大きな影響を及ぼします。

例えば、
・寸法公差が厳しい部品では不良品になる可能性がある
・装置の組み込みに影響を与えることがある
・使用環境によっては、経年変化で更なる寸法変化が発生する
こうした誤差を防ぐために、普段からフッ素樹脂の測定に
慣れておくことが非常に重要です。

柔らかさ対策で陽和が行っていることは?

陽和では、フッ素樹脂の特性を熟知し、
100分の1mm単位の精度での製造が可能です。
精密切削について

正確な寸法測定のための工夫として
・測定機器をフッ素樹脂専用に改良し、測定誤差を最小化
・普段からフッ素樹脂を扱い、測定に精通した作業者が測定
・工場を常に25℃±2℃で管理し、温度変化も少なく安定して測定

これにより、柔らかい樹脂でも
高精度な製造と寸法測定を実現しています。

また、フッ素樹脂の柔らかさが測定できるからこそ、
他の柔らかい樹脂でもしっかりと測定することが可能です。

まとめとお問合せ📞

フッ素樹脂はその柔軟性ゆえに、測定や加工が難しい材料です。
しかし、陽和の経験とノウハウを活かすことで
・高精度な寸法管理が可能
・測定誤差を最小限に抑えられる

もし「フッ素樹脂の寸法測定で困っている」
「TFEの測定誤差をなくしたい」「安定した寸法で加工して欲しい」といった
お悩みがあれば、ぜひ陽和にご相談ください!

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