【溶着と切削の合わせ技】こんなのどうやって作ってるの?

どうやって作っているでしょう
金属内包品
PTFEの成形品の中に金属が入っています。
流路構造
PTFEの成形品の中にまたさらに切削された跡があります。
中空構造
PTFEの球体の中の真ん中だけくりぬかれています。
こちら3点全て、切削加工を行っていますが、切削加工だけで、できるような形ではありません。
また、3点全て溶着技術を用いて製造していますが、溶着技術だけでも、できるような形状ではありません。
こちらの形状は全てPTFE溶着と切削の”合わせ技”でできています。
PTFE溶着とは?
PTFE溶着とは、PTFE同士を熱と圧力だけでくっつける工法です。
熱と圧力だけでくっつける為、不純物の溶出の心配はありません。
また溶着箇所は、溶着後に光を当てて探しても、容易に見つける事はできません。
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当社の強みは?
当社はフッ素樹脂については、素材成形、精密切削、溶着(PFA・PTFE)と様々なことを行っています。
当社の切削加工の強みは?
当社の切削加工の強みは、旋盤加工やマシニング加工のような単純な加工から、5軸加工による立体で複雑な形状の加工まで対応することができます。
精密さを求められる製品はもちろんの事、量産品の対応までどちらでも対応ができます。
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PTFE溶着はこんな事できます。
PTFE溶着という名前だけでは、溶着する事だけしか伝わらず、くっつけること以外の想像が難しいと思われますが、くっつけること以外にも様々なことができます。フッ素樹脂同士をくっつける
⇒今まで2個だったものを1個にする、パーツを減らせる⇒強靭化!信頼性向上!
空洞を作る
⇒中をくりぬいて軽量化⇒比重の重いフッ素でも水に浮く!
流路を作る
⇒フッ素の成形品の中に流路を形成⇒省スペース化!3D構造!
金属や磁石を入れる
⇒金属にはないフッ素の強み、フッ素にはない金属の強み⇒ハイブリットな成形品の出来上がり!
上記のようにPTFE溶着と切削加工の両方を用いる事で
今までにない様々な形状や特性を持たせることができます。
今までにないような物をお探しの方がいましたらお気軽にお問合せください。