【変性PTFEの課題解決事例】繰り返し使用可能!!曲げや伸びに強いフッ素樹脂でダイヤフラムの耐久性向上
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ダイヤフラムでこんなお困りごとないですか?
- 繰り返しの動作に弱く、製品が劣化してしまう
- ある一定の負荷により、製品が破断してしまう
- 薬液により、製品が腐食してしまう
こんなお困りごと解決した実績があります!!!
ダイヤフラムのお困り解決ポイント:素材の変更(変性PTFE)
ダイヤフラムポンプで使用されるダイヤフラム部は機能上、何度も動くことが求められます。
その為、ゴム製のものが多く使われています。
但し、化学品や薬品を扱うような用途では、一般的なゴムだと耐薬品性が弱く、薬液による劣化が懸念されるため、フッ素樹脂(PTFE)製のダイヤフラムが使われます。
ただ、フッ素樹脂は耐薬品性に優れていますが、一般的なグレードでは屈曲性と呼ばれる伸び縮みに対する耐久性はあまり良くない為、当社で製造するダイヤフラムには変性PTFEと呼ばれるグレードが採用されています。
その他、各種PTFEについては下記のバナーからチェック!
変性PTFEとは?
変性PTFEとは、フッ素樹脂(PTFE)の主鎖を部分的変性させたものです。
この処理により、屈曲特性やクリープ特性が改善され、通常のフッ素樹脂(PTFE)と比べて約7倍の屈曲寿命となり、耐久性が飛躍的に向上します。
変性PTFEを活かした、当社のダイヤフラムの強みは?
当社では求められる機能や特性に合わせて、材料の選定だけでなく、以下のようなことも行っております。- 焼成条件により結晶化度を高め、より薬液透過性を抑える事が可能
- 全て切削加工にて製造する為、金型は不要となり、1個から量産まで柔軟に対応可能
- 機械的強度を補う為に、ネジ部に金属インサートを埋設することが可能
![ダイヤフラム バナー.jpg](/dcms_media/image/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.jpg)
変性PTFEはどんな業界のダイヤフラムで使用されているの?
半導体、分析、食品分野など多くの業界のバルブ部品として採用されています。
どの業界でも高い屈曲性能はもちろんの事、フッ素樹脂のクリーン性や耐薬品性を求め採用されています。
ダイヤフラム以外で変性PTFEの強みを生かした製品事例
【ベローズ】
伸縮特性に優れたフッ素樹脂ベローズです。
クリーン要求の高い医療、食品分野の配管やポンプ、カバー部品に採用されています。